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 高速パワーラインネットワーク構築技術の研究

 情報化社会における基盤となる高速広帯域ネットワークにおいて、現在、高速アクセス系と高速ホームネットワークの構築が、今後の重要課題である。簡易で低コストの高速ホームネットワークならびにアクセス系通信を迅速に構築することを目的として、屋内電力線(パワーライン)ならびに低圧引き込み線を用いた高速ネットワーク構成技術について研究を進めている。電力線通信は、経済性ならびに構築の迅速性にその特徴があり、その将来性と大きな発展性が期待されている。
ここでは、劣悪な電力線自体の伝送特性を根本から解決する技術開発に重点化した研究を行っている。そのために各種の「パワーラインアダプター(PLA)」を提案し、九州電力の実験ハウスにおいてそれらPLA を適用した実験を行い、その顕著な効用を確認しつつある。



PLAによるホームLANイメージ