指向性可変機能を有する平面型アンテナ
コンセプト
マイクロストリップアンテナの2つの放射素子を
時間領域で直交する信号A1とA2の和信号と差信号でそれぞれ励振する。この時、素子間の励振位相差2
φは、

となる。したがって振幅比により、最大放射方向
θは、

となる。
すなわち、直交する励振信号の振幅の比で最大放射方向を自由に決めることができる。
この手法は、
モノパルス方式到来角推定アンテナに応用が可能である
和信号、差信号の生成
マジック-Tを使うことで#1素子で
A1と
A2の和信号、#2素子で差信号を得る。
動作の様子